CASE3競売まで1ヶ月 時間がほとんどない!!
依頼した不動産会社が任意売却を成立できず、競売になりそう・・・」不動産会社に依頼したからといって、任意売却が成立するとは限りません。“自宅から近い”などといった理由だけで、不動産会社を選んでしまうと、このようなことが起こりかねません。ここでは不動産会社に任意売却を依頼しても、成立しないまま時間が過ぎてしまい、競売まで時間がほとんどないケースの一例をご紹介します。
Oさん 47歳 東京都 男性の事例
“自宅から近い”という理由で、近所にある不動産会社に任意売却を依頼。しかしながら半年経過しても、住宅ローン債権者との折り合いがつかず、依頼した不動産会社から売却依頼を断れて…。競売の入札期日まであと1か月と切羽詰った状態で、当相談室にご相談に来られました。
当相談室で任意売却をした結果
借入状況
都市銀行A 借入残高 | 2,000万円 |
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都市銀行B 借入残高 | 1,200万円 | 債務額合計 | 3,200万円 |
- ※競売の評価額 1,463万円
- 債務額の合計は3,200万円で、評価額で競売されてしまうと、半分以上借金が残ってしまう状況でした。
当相談室の対応
競売の入札まで時間がないため、任意売却に要する準備書面を持参し、債権者の会社まで出向いて交渉。なんとか任意売却に応じていただけるよう、担当者と何度も話し合いを重ねました。
その結果…
通常、債権者は競売の入札期間の前日までしか競売の取り下げを承諾しませんが、入札期間の最終日に競売を取り下げし、2,210万円で任意売却が成立!ご依頼から任意売却まで1か月で完了。再出発応援資金36万1千円と引越し費用30万円、合わせて66万1千円を確保。同時に債務整理を行われました。
任意売却後の生活
最初に依頼した不動産会社に放棄され、任意売却は無理だとあきらめていらっしゃったのですが、1ヶ月間という短い期間で任意売却が成立し、債務整理を行ったことで新たな人生を歩まれています。